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Frozen Shoulder

中々良くならなかった 五十肩、四十肩

夜間痛のある急性期から、可動域が戻りにくい慢性期まで。時期と背景に応じた4つの事例をご紹介します。

症例紹介

Case01

夜間痛を伴う急性期〜拘縮期40代女性

症状
  • 夜、寝返りの際に肩の痛みで目が覚める
  • 腕を横に上げる動作が特定の角度でつらい
  • 髪を結ぶ動作がしにくい
考えられる原因

肩関節周囲炎(いわゆる五十肩)では、肩関節を包む関節包に炎症が生じ、その後周囲組織の癒着や硬さ(拘縮)が進むことがあると考えられています。痛みの強い時期は無理に動かさず、痛みの状態に応じた対応が必要です。

施術内容
施術対象部位の解剖図

痛みに配慮した可動域内でのアプローチ

無理のない範囲で肩関節周囲の軟部組織に施術を行います。

施術対象部位の解剖図

肩甲骨の動きをサポートするアプローチ

肩関節の負担を軽減するため、肩甲骨周囲の柔軟性を整えます。

Case02

可動域制限が主体の慢性期50代男性

症状
  • 夜間痛は落ち着いたが腕が上がりきらない
  • 後ろに手を回す動作がしにくい
  • 肩の動きに伴うつっぱり感がある
考えられる原因

炎症の急性期を過ぎても、関節包や周囲軟部組織の癒着による可動域制限が残ることがあります。この時期は可動域を少しずつ広げていくアプローチが適していると考えられています。

施術内容
施術対象部位の解剖図

関節可動域改善を目的としたモビライゼーション

肩甲上腕関節周囲の軟部組織に対し、可動域拡大を目的とした施術を行います。

施術対象部位の解剖図

ローテーターカフ周囲の機能改善アプローチ

肩関節の安定性に関わるインナーマッスルの機能をサポートします。

Case03

姿勢由来の肩甲骨可動性低下を伴うケース40代女性・デスクワーク

症状
  • 肩を上げる動作で肩甲骨がうまく動いていない感覚がある
  • デスクワーク後に肩関節の動きが悪化する
  • 肩だけでなく背中にも張りを感じる
考えられる原因

猫背姿勢が続くと肩甲骨の可動性が低下し、肩関節を動かす際に肩甲骨が本来担うべき動き(肩甲上腕リズム)が不十分になることがあります。これが肩関節周囲炎の症状に影響している可能性があります。

施術内容
施術対象部位の解剖図

肩甲骨可動性の改善アプローチ

肩甲骨周囲の筋群への施術を通じて、動きの土台を整えます。

施術対象部位の解剖図

姿勢に着目した胸椎・肩甲帯へのアプローチ

猫背姿勢による影響を軽減することを目的とした施術を行います。

Case04

家事・育児での代償動作による周囲筋の過緊張40代女性

症状
  • 洗濯物を干す動作で肩に負担を感じる
  • 子どもを抱き上げる動作で肩がつらい
  • 肩をかばうことで首や背中にも張りが出ている
考えられる原因

肩関節の可動域制限がある状態で腕を使い続けると、周囲の筋肉(僧帽筋や肩甲挙筋など)が代償的に働き、過緊張を起こしやすくなると考えられます。

施術内容
施術対象部位の解剖図

代償的に緊張した周囲筋への軟部組織アプローチ

僧帽筋・肩甲挙筋などの緊張緩和を目的とした施術を行います。

施術対象部位の解剖図

日常動作を踏まえた肩関節へのアプローチ

痛みの少ない動作範囲を確認しながら、負担の少ない身体の使い方をサポートします。

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