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Postpartum Care

中々良くならなかった 産後の身体の変化

出産を経てから続くお身体の変化。授乳姿勢や育児の反復動作、ホルモンバランスの影響など、産後に多く見られる4つの事例をまとめました。

症例紹介

Case01

授乳・抱っこ姿勢による猫背と腹部の不安定感産後3ヶ月・授乳中の女性

症状
  • 授乳中や授乳後に背中から肩にかけて張る
  • お腹に力を入れる感覚がつかみにくい
  • 長時間の抱っこ後に腰が重くなる
考えられる原因

授乳や抱っこの姿勢が長時間続くことで背中が丸まりやすくなり、肩甲骨周囲の筋群に負担がかかります。また妊娠・出産に伴い腹直筋が正中線で伸ばされる状態(腹直筋離開)が生じることがあり、体幹を支える力が低下しやすい時期であることも背景として考えられます。

施術内容
施術対象部位の解剖図

姿勢に配慮した肩甲帯周囲へのアプローチ

授乳・抱っこ動作で緊張しやすい僧帽筋・菱形筋周囲を緩めます。

施術対象部位の解剖図

腹横筋・骨盤底筋群の機能回復サポート

呼吸と連動させながら、体幹のインナーマッスルの働きを取り戻すサポートを行います。

Case02

育児による自律神経の乱れと肩こり産後6ヶ月・育児中の女性

症状
  • 寝つきが悪く、眠りが浅い
  • 肩から首にかけての慢性的なこり感
  • 些細なことで気持ちが落ち着かないことがある
考えられる原因

育児による生活リズムの乱れや睡眠不足は自律神経のバランスに影響を与えることがあり、交感神経が優位な状態が続くと筋緊張が高まりやすくなります。これが肩こりや寝つきの悪さに関連している可能性があります。

施術内容
施術対象部位の解剖図

頸肩部の筋緊張緩和アプローチ

僧帽筋上部や肩甲挙筋の緊張を緩めることを目的とした手技を行います。

施術対象部位の解剖図

呼吸に着目した自律神経へのアプローチ

呼吸のしやすさをサポートすることで、心身の緊張が和らぐことを目的とした施術を行います。

Case03

帝王切開後の創部周囲の突っ張り感産後4ヶ月・帝王切開後の女性

症状
  • 創部周辺の皮膚や筋肉が突っ張るように感じる
  • 体をひねる動作がしにくい
  • 下腹部をかばうような姿勢になりやすい
考えられる原因

創部周囲の組織は治癒の過程で瘢痕(はんこん)組織が形成されることがあり、周囲の皮膚・筋膜の滑走性が低下することがあります。これにより動作時の突っ張り感や、無意識にかばう姿勢につながっている可能性があります。なお創部に炎症・痛み・異常な分泌物がある場合は医療機関の受診を優先してください。

施術内容
施術対象部位の解剖図

創部周囲の軟部組織モビライゼーション

医師の許可が得られた治癒段階であることを確認した上で、周囲組織の柔軟性向上を目的とした施術を行います。

施術対象部位の解剖図

体幹全体のバランス評価に基づくアプローチ

かばう姿勢によって偏りが生じた筋緊張を全身的に確認し、整えます。

Case04

産後の下肢のむくみ・冷え産後2ヶ月・活動量が少ない女性

症状
  • 夕方になると足がパンパンに張る
  • 靴下の跡がなかなか消えない
  • 足先の冷えが気になる
考えられる原因

妊娠・出産に伴うホルモンバランスの変化に加え、育児中は座って授乳する時間が長く下肢を動かす機会が減るため、ふくらはぎの筋ポンプ作用(血液やリンパ液を心臓に戻す働き)が低下しやすくなります。これがむくみや冷えに関連していると考えられます。

施術内容
施術対象部位の解剖図

下肢の静脈還流促進を目的とした施術

ふくらはぎ・足関節周囲の柔軟性を高めることを目的とした手技を行います。

施術対象部位の解剖図

骨盤周囲からのリンパの流れを促すアプローチ

下肢の付け根(鼠径部)周辺の軟部組織にアプローチし、循環をサポートします。

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